教員採用試験の面接でよく聞かれる質問の一つに、
「あなたの強みと弱みを教えてください。」という質問があります。
この質問に、あなたはどう答えますか??
当たりさわりない言葉を並べても、面接官の心には響かず合格から遠のいてしまいます。
期待されることは、
“「あなたらしさ」”がにじみ出る答え方です。
今回は、強み・弱みを語る3つのコツを紹介する。
①【エピソードとセットで語る】
単なる自己評価では、説得力がありません。
大切なのは、「なぜそう言えるのか」を具体例で示すことです。
たとえば・・・
• 強み:「粘り強く物事に取り組む力があります」
• エピソード:「授業準備でうまくいかないことがあっても、子どもたちの反応を見ながら
3回以上改善を重ねました」
→ エピソードがあるだけで、一気にリアルな印象に変わる。
→ 面接官は、あなたがどんな行動をしてきたかを知りたい。
強みも、弱みも、必ず行動の裏付けをしましょう。
②【弱みは成長のストーリーに変える】
弱みを正直に話すのは怖い。
でも、ただ「苦手です」と言うだけではもったいない。
ポイントは、
「だから、こう努力しています」と未来志向で語ること。
たとえば・・・
• 弱み:「人前で緊張しやすいところがあります」
• 成長:「緊張しても落ち着いて話せるよう、日々模擬授業や練習を重ねています」
→ 弱みを隠すより、努力している姿を見せたほうが、誠実な印象を与える。
弱み = 成長できる可能性です。
それを言葉で示しましょう。
③【“教師らしさ”につなげる】
最終的に大事なのは、
「この人は教師として伸びていけそうだ!」と、面接官に思わせることが大切です。
だから、強みも弱みも、必ず目指す教師像に結びつけて話すと良いでしょう。
たとえば・・・
• 「失敗しても粘り強く取り組む姿勢は、子どもたちにも挑戦する大切さを伝えられると考えています。」
• 「自分自身が緊張と向き合う経験をしているからこそ、子どもたちの不安にも
寄り添える教師を目指したいです。」
→強みも、弱みも、すべては「子どものため」にゴールを設定する。
教師は、完璧な存在じゃない。
人間らしさを持ちながら、成長し続ける存在だと言うことを、あなたの言葉で伝えましょう。
〜まとめ〜
自分の強みと弱みを語ることは、
自分の人間性を伝えることに繋がります。
• エピソードで根拠を示す
• 弱みは自分の成長ポイントに置き換える
• 最後は「目指す教師像」につなげる
この3つを押さえれば、
あなたの言葉はぐっと面接官に届くと思います。
あなたにしかない物語を、堂々と語れるくらい準備していきましょう!
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