「教育時事問題は、怖くない。」


教員採用試験の面接で、よく問われるのが教育時事問題です。

ニュースで取り上げられる教育改革、法律改正、現場の課題など・・・。

こうした話題に「あなたはどう考えますか?」と聞かれます。

急に聞かれると焦るかもしれません。

でも大丈夫。

面接官が見ているのは、「正解」を求めているわけではありません。

あなたが教育にどんな姿勢で向き合っているかを見ているのです。

ここでは、教育時事問題に対する3つの対処法を紹介します。

①【「知っている」ではなく「自分の意見」を持つ】

まず大切なのは、

ニュースの内容をただ説明するだけではダメということです。

→ 「こういう問題がありました。」

→ 「このように取り組まれています。」

ここまでの意見では、面接官には思いが届きません。

必要なのは、

「私はこう考えます」と、自分の意見を必ず添えることです。

たとえば・・・

• 「働き方改革が進められていますが、私は、教師自身が心身の健康を守ることが、

  子どもたちの成長にもつながると考えています。」

→ 事実+自分の意見

これが、面接で信頼される答え方の一つの手段です。

②【知らないテーマは、素直に認める】

もし、聞かれた時に「そのテーマは知らない」と思ったらどうするか?

無理に知ったかぶりはしないでください。

素直に「わからない・知らない」ことを認めた上で、自分なりの考えを述べていきましょう。

たとえば・・・

• 「詳しくは存じ上げませんが、子どもたちの安全にかかわることでしたら、

  〇〇が大切だと思います。」

→ ポイントは、「知らない」→「でも、私はこう考える」と展開すると

  自分の考えを主張することができます。

→ 自分の教育観を土台に話すことをオススメします。

面接官は、正直な人の方が信頼されやすいです。

知識の量ではなく、常に問題に対して向き合う姿勢を見られています。

③【結論→理由→具体例の型で答える】

時事問題への答え方にも、型があります。

それが、「結論→理由→具体例」という順番です。

たとえば・・・

• 結論:「私は、ICT教育の推進は重要だと考えます。」

• 理由:「なぜなら、これからの社会で必要な力を育てるためです。」

• 具体例:「実際に私も、実習先でタブレットを使った授業を経験し、

     子どもたちの興味・関心が高まる様子を見ました。」

→ この順番で答えれば、整理されていて、わかりやすいです。

面接官も「聞きやすい!」と感じるので、好印象に繋がることでしょう。

〜まとめ〜

教育時事問題に問われたら、

大事なのは知識の量じゃないなく、以下の部分です。

• 自分の意見を必ず述べる

• 知らなければ素直に認め、考えを述べる

• 結論→理由→具体例で、シンプルに答える

この3つを意識すれば、

どんな質問にも落ち着いて対処できます。

しかし、知っていて当たり前の内容もあるので情報収集をしておきましょう!

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