教員採用試験の面接では、「熱意」も「経験」も大事。
だけど・・・
ダラダラ話す人は、印象に残らない。
端的に話せる人は、強い。
短く、力強く、伝えられる人は、自然と信頼を集める。
じゃあ、どうすれば端的に話せるのか。
ここでは3つ、具体的なテクニックを紹介する。
① 先に「結論」を言う
どんな質問でも、まず答えを言い切る。
これだけで、話の骨組みが一気にシャープになる。
『例』
質問:「なぜ教員を志望しましたか?」
悪い例:「小学生の頃に出会った先生がいて、その人に憧れて…」
良い例:「子どもの可能性を信じる仕事に魅力を感じ、教員を志望しました。」
ポイントは、「理由」や「エピソード」は、あとから添えること。
まず一言で、あなたの立場を明らかにしよう。
それだけで、聞き手は安心して話についてこれる。
② 「ひとつだけ」に絞る
話したいことは、山ほどある。
でも、面接で全部言おうとするのは逆効果。
端的に話すコツは、テーマをひとつに絞ることだ。
『例』
質問:「授業で大切にしたいことは何ですか?」
悪い例:「子どもへの理解、授業準備、自己成長、チームワークも大切で…」
良い例:「私は、子どもの主体性を大切にしたいと考えています。」
あれもこれも話そうとすると、焦点がぼやける。
「一番伝えたいことだけ」話す。
それが、一番強く響く。
③ 「型」を使って話す
端的に話すためには、話す順番も大事。
おすすめなのが、この型だ。
【結論 → 理由 → 具体例 → まとめ】
これを守れば、話がブレない。
『例』
質問:「協調性を発揮した経験は?」
結論:「私はチームの意見をまとめる役割を担いました。」
理由:「みんながバラバラでは、成果が出ないと考えたからです。」
具体例:「大学のゼミ発表で、意見対立したメンバーをまとめ、発表成功に導きました。」
まとめ:「教員になってからも、対話を大切にチームで動きたいです。」
型を守ることで、ムダな回り道がなくなる。
結果、話に「芯」ができる。
自分考えをまとめてみよう。
わからないのなら、公式LINEで質問をしてください!!
端的に話すとは、単に言葉を減らすことじゃない。
「相手に一番伝えたいことだけを、最短距離で届ける」ことだ。
あなたの中にある熱い想いも、経験も、
一言で届ける準備をしておこう。
短い言葉は、強い。
短い言葉は、伝わる。
教員採用試験、
あなたの一言が、未来を切り拓く。
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