〜頭が真っ白になったら、このセリフを使え〜
教員採用試験の面接中。
急に、質問の答えが思い浮かばない。
言葉が出ない。何も考えられない。
そんなとき、焦って適当に話すと、かえって印象を悪くしてしまう。
大事なのは、「焦らないふり」じゃない。焦ったら、正直にリカバリーすること。
ここでは、その場を乗り切るためのリカバリー台本を3パターン用意した。
暗記しておけば、いざというとき、あなたを助ける盾になる。
① 「少し整理してお答えします」型①
思考が止まったとき、まずこの一言を。
→ 「すみません、少し整理してからお答えしてもよろしいでしょうか?」
これだけでOK。
そして、5秒だけ間を取る。
(※長く沈黙すると逆に焦るので、5秒くらいを意識するとよい。)
ゆっくり深呼吸して、頭の中を組み立てなおそう。
焦る気持ちも「整理するため」と思えば、堂々とできる。
② 「一番大切なことからお話しします」型②
答えがまとまらないときは、まず「大枠だけ」話す。
→「一番大切だと思う点からお話しします。」
こう切り出して、
とりあえず一つのポイントだけ話す。
話しながら、次のポイントを考えればいい。
最初の一歩を踏み出せば、脳も動き始める。
完璧な文章を目指さなくていい。
「まずこれだけは言いたい!」を伝えることが、何より大事だ。
③ 「私の経験からお話しします」型③
思考が真っ白なとき、抽象的なことを考えると余計にパニックになる。
そんなときは、経験談に逃げ込む。
→ 「私自身の経験からお話しします。」
そう宣言してしまえば、あとは過去の出来事を語ればいい。
経験は、覚えているから、考えなくても話せる。
実体験は説得力があり、面接官も耳を傾けやすい。
〜まとめ〜
• 思考が止まったら、「整理していいですか」と伝える
• まとまらなければ、「一番大事なこと」から話す
• 頭が真っ白なら、「自分の経験」を語る
リカバリー台本を持っておくと、
たとえパニックになっても、立て直せる自信が生まれる。
完璧じゃなくても大丈夫です。たどたどしくても焦らなくても大丈夫です。
あなたがその場で向き合った姿勢を、面接官は見ています。
怖くなったら、この言葉を思い出してください。
「焦ったら、準備してきた台本に戻ればいい。」と。
試験前に不安になったら見返してみてください。
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