教員採用試験の面接で、誰もが願うこと。
それは・・・
「面接官に、自分に興味を持ってもらうこと」。
しかし、ただ一生懸命話すだけでは伝わらない。
大切なのは、「聴きたくなる話し方」を仕掛けること。
今日は、面接官を惹きつける3つのポイントを伝えよう。
① 「最初の5秒で、フックをつくる」
人は、最初の一言でその後を聞くかどうか決める。
だから、答え始めに「おっ」と思わせる言葉を入れよう。
たとえば・・・
質問:「あなたが大切にしていることは何ですか?」
普通の答え:「私は、子どもとの信頼関係を大切にしています。」
⬇︎
興味を引く答え:「私が教師を目指すきっかけになったのは、ある忘れられない先生との出会いでした。」
→ 最初に「きっかけ」や「エピソード」を入れるだけで、面接官の耳が傾く。
→ すぐに本題に入らなくていい。「聴きたくなる余白」をつくること。
② 「あえて”意外な角度”から話し始める」
予想できる話は、印象に残りにくい。
面接官の想像をちょっと裏切る切り口で話そう。
たとえば・・・
質問:「あなたの強みは何ですか?」
普通の答え:「粘り強く努力できることです。」
⬇︎
意外性のある答え:「私は、失敗ノートを3年間書き続けています。」
→ 「え?失敗ノートって何?」と、面接官の好奇心を刺激できる。
→ そのあとで「そこから学びを積み重ねる努力が強みです」と繋げば、自然に深みが出る。
③ 「“あなた自身のストーリー”を語る」
事実だけを並べると、ただの報告になる。
面接官が惹かれるのは、あなた自身の物語だ。
たとえば・・・
「部活動でキャプテンを務めました」
だけでは弱い。
そこに・・・
「最初はうまくいかず、チームメイトと衝突もありましたが、対話を重ねて乗り越えました。」
というストーリーを添える。
→ 面接官は、あなたの「感情」「試行錯誤」「成長」に共感する。
→ ストーリーがあると、あなたが”ただのスペック”ではなく”生きた人間”として伝わる。
〜まとめ〜
• 最初の5秒で興味を引く「フック」を作る
• ちょっと意外な角度から話し始めろ。
• 事実だけでなく、自分自身のストーリーを語れ。
面接官は、あなたの完璧な回答を求めていない。
「この人と一緒に働きたい」という人間味を見ている。
心を動かすのは、うまい話し方ではない。
リアルなあなたのストーリーです。
自分だけ体験を自分の言葉で語ってみましょう!
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